毒親に育った人間は 毒親育ちと結婚する。 これが世の法則ではないだろうか? 僕の母親は毒親だった。 子供と愛情で結びつくのではなく 理屈で支配しようとした。 そんなことを知らずに育った僕と結婚したのは やはり、親とは支配関係にあった女性だった。 …
最近「引き込みの法則」なんてこともやり始めたせいか だいぶ調子がいい。 自分が相手を怖がらない限り 相手も自分を怖がらない。 相手は自分を受けて入れてくれるんだという前提でいることができれば 相手も自分を受け入れてくれる。 そう思えるようになっ…
カウンセラーはいつもの通り 「その後どうですか?」 という お決まりの質問から始まった。 僕は最近、 安定している、良くなってきた、 と自分では思う。 今月、来月と仕事は入ってきたとはいえ 経済的にはまだまだ不安定。 相変わらず動悸もある。 薬がな…
僕は3週間ごとに心療内科に通っている。 抗不安剤のパロキセチンと、 睡眠薬(マイスリーとレンドルミン)を処方してもらっている。 睡眠薬を飲まないと2時ぐらいに動機で目が覚めてしまう。 眠れなくなったら人生破滅に向かうので 睡眠薬は超重要だ。 抗…
僕と起業仲間でやっているYouTubeだが 4本目アップしたところで メンバーを差し替えることになった。 理由はメンバー間のすれ違い。 「楽しくやろう」 「3人で一緒に」 と始めたが 僕は到底楽しくなんかできなかった。 始める前に、飲み会でその話が出た時…
カウンセリングの価値は 「無意識の自分に気付くこと」。 今日のカウンセリングでは、 久しぶりにざっくりと奥深くまで入り込んできてくれた。 その分、いま僕はグッタリしている。 きょうは、 正月明けでお医者さんも混んでいた。 いつもは ・カウンセラー…
結婚して初めて気付くこと。 子供が生まれて初めて気付くこと。 たくさんある。 僕らは不妊夫婦だった。 7年間子供ができなかった。 きつかった。 僕の後に結婚した人に 次々と子供ができていく。 そんな子供たちが どんどんと保育園・幼稚園に入園する。 …
人間は常に「防衛」しているということを ご存じだろうか。 このことがわかれば、 いろんなことが見えてくる。 いろんなことが許せてくる。 周りに嫌な人がいるとすれば たいてい強い「防衛」が働いている。 仕事をしない人がいるとしたら たいてい強い「防…
カウンセリングを受けると、いつも「行ってよかった」と思う。 必ず今の僕に必要な言葉が返ってくる。 カウンセリングには3週間おきにいっている。 本当は10日から2週間おきにがいいらしいけど、 そのペースで自分の内面と直接向き合うのは正直きつい。 …
2週間ぶりのカウンセリング。 前回、新しく処方された「パロキセチン錠」の効果について質問された。 「パロキセチン錠」はうつ状態の人間に処方される薬だ。 www.rad-ar.or.jp 相変わらず動機と夜中に目が覚めてしまうことに悩まされていた。 薬は増やされ…
久しぶりにカウンセリングに行ってきた。 お盆を挟んだので1ヶ月ぶり。 僕はもう、薬なしでは生けていけない状態になっている。 動悸に苦しめられる。 夜中に目が覚めて眠れなくなる。 気が落ち込み、常に眠い。 でも夜はぐっすり眠れない。 医者は 「死に…
職業訓練校に通う道すがらだった。 山形7中を通り過ぎ、橋を渡ったところだった。 前の軽自動車が、タバコをポイ捨てした。 短くなったタバコはコロコロと転がりながら反対車線を超えていった。 「車からタバコをポイ捨てするの、久しぶりに見た」と思った…
小学6年のときだ。掃除の時間だった。 僕は友人をからかっていた。最初は遊び半分の空気があった。 僕がいったんゴミを捨てに階下に降りて戻った後にさらにからかった直後だった。 友人は「このやろう!!」と叫びながら僕に向かってきた。 僕は返り討ちにし…
加藤諦三「言いたいことが言えない人」を読んでいたら、突然、過去の記憶が蘇ってきた。 この手の本を読んでいると、心の奥深いところこっそりと潜んでいた怒りが、突然表に現れてくる。 小学5年の時、突然、普段あまり遊ばない秀明から「学校さこいど」とい…
3回目のカウンセリングに行った。 この数日前、高校の同級生たちとの飲み会があった。 ずっと集まっていなかったが、僕とNがそれぞれ会社を辞めて独立する、ということで、門出を祝おう、という趣旨らしかった。 ただ、Nは既に事業を始めている一方で、僕は…
母は、こちらからヘルプを要請しない限り、絶対に子育てを手伝ってくれなかった。 「畑仕事で忙しい」という理由で、頼みを断ることもあった。 畑は趣味だった。 趣味のため、僕のお願いを断るのが許せなかった。 畑を手に入れた理由もまた、許せなかった。 …
37歳にもなって自分探しもない。 こんなこと、他の人に言えない。 「僕は37歳です。自分探しをしています。」 バカだ… 恥ずかしい… そんなこと面と向かって言われてら、自分だったらドン引きする。 でも。 でも。 37歳の僕は、今、自分探しに必死です。 本当…
看護師による聞き取りは、およそ30分間続いた。 その間彼女は辛抱強くカルテを取り続け、僕を励まし続け、受け入れ続けた。 そして言った。 「カウンセリングは井戸を掘るのに似ています。先生もそうおっしゃっています。 最初は泥水しか出ません。ドロドロ…
僕は意を決して、以前電話した精神科で予約をとった。 僕の動悸は、抜き差しならぬものになっていた。 11月から通っている職業訓練校では、「Illustrator」や「Photoshop」の授業が行われていた。 興味のあることではあるが、1日6時限座りっぱなしで自由が…
「精神科に行く」というのは、勇気のいることだった。 僕は今、こちら側にいる。 つまり、「精神科に行ったことのない、健全な人間」。 一度向こう側に行ってしまえば、二度と戻ってこれないのではないか? 僕は「ノルウェイの森 (講談社文庫)」に出てくる、…