毒親に苦しむ39歳の子育て模索〜対策・解決方法はありますか?〜

子供ができたのをきっかけに、自分の親が毒親であることに気がつきました。「負の連鎖」を断ち切るため、どうしたらいいのか、悩み続けています。

親友と思っていた人とYouTubeを始めたら4本作っただけでトラブって関係断絶〜毒親を持つ人間の限界〜

僕と起業仲間でやっているYouTubeだが

4本目アップしたところで

メンバーを差し替えることになった。

 

理由はメンバー間のすれ違い。

 

「楽しくやろう」

「3人で一緒に」

と始めたが

僕は到底楽しくなんかできなかった。

 

 

始める前に、飲み会でその話が出た時だった。

 

3人の間で、YouTubeをやろうという話が出たのは,

これが2回目だった。

 

僕は2人の本気度を確かめたかった。

 

「気付いたら実際に作業をすることになる僕だけが大変な思いをしている」という

貧乏くじを引くのは避けたかったのだ。

 

2人は真顔で

「本気だ」といった。

 

僕は2人を信じた。

 

でも結局2人が積極的に動くことはなかった。

(YouTubeを真剣に見て研究してはくれていたが)

 

 

僕は以前、映像関係の仕事をしていた。

 

実際、

今も仕事として受けることがある。

 

レベルの低いものをYouTubeにアップしたら

僕の仕事のレベルを疑われかねない。

 

かといって、収益にまだなっていないものに、

時間とエネルギーを使いすぎることはできない。

 

サクサクと編集すればいい

と思っていたが

素人が喋りながら食べているのを編集するのは

なかなか大変だった。

 

改めてアナウンサーのすごさを知った。

淀みのない喋り、美しい橋の使い方、食べ方。

 

でも、そこは僕自身織り込み済みのはずだった。

時間をかけて編集するしかない。

 

2人にアドバイスしたところで

一朝一夕でどうなるところでもない。

 

問題は日程調整だ。

 

3人の日程が合わない。

 

ある人は

「俺なしでやってくれていい」

 

???

 

3人でやるんじゃなかったのか?

 

ある人は

「確認してから連絡する」と言って返事が来ない。

ある人は

「保留」と言って連絡がこない。

 

待ってて連絡がこないってどういうことよ?

 

連絡するって、

入社1年目でクリアしているところでしょ??

 

本当にやっていこうという気があるのか??

 

3人でやるんじゃなかったのか??

 

まあいっか。

 

細かいところは気にすまい。

 

頭に来ている自分がいるが

それは「神経症の人間」の特徴だから

敢えて気づかないフリをしないと社会で生きていけない。

 

 

結局、僕が日程調整してアポをとってロケをする。

 

アポを取った方が、

いい映像が取れるからだ。

 

お店側の希望で日程を変更したいと言われれば

急いでメンバーに電話する。

 

するとメンバーはなぜか会社の名前で電話に出る。

 

迷惑そうな声色。

そこから調整して普通の声になる。

 

別にいいけどさ。

 

ロケが終われば終わったで

「サムネイルをもっとかっこよくできないか」などと要望が来る。

 

サムネイルね。

 

わかっている。

 

そこまで手が回らないからやっていないだけだ。

 

そう思うなら自分でやってくれていいのに。

 

サムネイルは、作るのが地味に大変なのだ。

 

 

でも彼は、

絶対に「手伝おうか」とか「俺がやるよ」とは言わない。

 

実際、僕がやった方が上手にできるから

結局僕が引き受ける。

 

でもその頼み方に、

どこかズルさを感じる。

 

そのたびに僕は思う。

 

「3人でやってるんじゃかったっけ??

 2人も手伝えるところあるんじゃないの??」

 

もう一人は

「全面画面にこの文言入れといて!!」

となんともなしにいう。

 

あ〜また作り直し。

 

前回1時間かけて作ったのに。

 

はいまた30分。

 

わからないのかねぇ。

 

この苦労が。

 

俺は2人の下請けか?

 

 

 

 

僕は「3人でやってる」と思うと

事実との齟齬を感じるようになった。

 

早くも「貧乏くじ」をひいていたのだ。

 

ズルい人間、甘えるのが上手な人間にうまく使われる。

使っている方も「使っている」と自意識を持たせないようにやってあげてしまう。

 

もう僕は、次第に

「映像のプロが友人2人の面倒を見ている」という心持になってきた。

 

なので、編集は任せてもらった。

 

その代わり作っているものの責任として、

1本1本視聴率を分析して

視聴者が見たがっている映像を把握した。

 

そうやって分析を重ねながら

リズムの悪い素人のコメントを

1フレ(1秒の30分の1)単位で編集しながら

リズムよくなるように仕上げていく。

 

喋りが素人なので、

編集の時間が思った以上にかかる。

 

地道な作業だ。

 

でも、それしかない。

 

 

 

 

問題は、中国語字幕だった。

 

そもそもこの動画は、

インバウンド向けのラーメン紹介という目的で始めた。

 

しかし、実際は視聴者全員が日本人

中国語字幕が出るたびに視聴率は落ちた。

 

中国語字幕を作るのもけっこう大変だ。

テロップ作るのに、丸1日かかる。

 

中国語にすると、編集機が重たくなるのだ。

 

視聴率が落ちるためのものにエネルギーを費やす。

 

無駄だ。

 

ここで僕は方向転換することにした。

 

とりあえずメインの日本人視聴者のハートをつかむために

日本語テロップを入れる。

 

そして登録者を増やす。

 

別に中国語バージョンを作っていく。

 

 

 

 

メンバー2人には

何も言わずに日本語版をアップした。

 

 

すると2人から

「なぜ日本語なのか?」との指摘が。

 

「早くもブレてる」

 

ブレてる??

 

今は徹底的に迷う時期だ。

本気で探す時期だ。

 

しかし、一人は、

それを良くないことだと思っているらしかった。

 

ぶれているという表現は、

僕の人間性を揶揄しているようにも聞こえた。

 

僕は自分自身が情緒不安定なのは知っている。 

 

だから、ぶれているとかいわれると、

真髄に触れらた気がして、カチンと来る。

 

 

ブレてんじゃないよ。

 

調整してるんだよ。

 

今調整しなければ、どんどん調整しづらくなる。

 

そもそも「台湾人向けのYouTube」なんて

そこまで議論せずなんとかなく

「いいねぇ」って始めた話。

 

むしろ細かい方向転換を繰り返すがの本道だ。

 

でも視聴者が戸惑わないよう

初期段階でテンプレートを作るつもりだ。

 

僕は次のロケスケジュールを紙で準備していた。

 

 

 

 

どれだけ大変な作業か。

仲間の2人にはわかっていてほしいと思った。

 

しかし、彼らはあまりそうした想像をしないようだった

(敢えてしていないんだと思う)。

 

想像力に欠けた2人の結論を

僕も自動的に受け入れねばならないらしかった。

 

・ブレてる。

・あのシーン意味ない。

 

一番映像に詳しく、

一番実働している人間の意見を聞かずに

映像素人の2人で決めちゃう。

 

それを一方的に伝えてくる。

 

軽く反論しても再反論される。

 

それで上から目線じゃないって??

 

なんだよそれ。

僕をこき使っておいて

更にないがしろにするわけ?

 

もういい加減にしろ。

 

だって俺ら友達だぜ??

 

君たち俺の上司だったの??

 

 

以前から「上から目線」は感じていたけど

内容に対して、ぶしつけに指示出してくるのには

我慢ならかった。

 

 

僕がこの強い怒りをぶちまけたら

即「コンビ解消」と相なりました。

 

二人の本気度を確かめるためにも

敢えて怒りを表現したとたん

これだ。

 

お2人の去り方もまた見事なもので。

反省からも逃げる。

 

悪役はあくまで俺だ。

自分たちの無知と無神経さは差し置いて。

 

ずるい人たちだなぁ。

 

僕はこんな処世術、

一生身につけなくていい。

 

前の会社と一緒だ。

僕ができるから仕事が必要以上にまわってくる。

 

でもそれは、ほかの人より苦労しているから。

でも周りはそれがわからない。

 

僕が仕事できるのが、

当たり前だと思っている。

 

そんなわけがない。

ほかの人より一生懸命やっているだけだ。

だからいい成果物ができる。

 

その苦労がわからない人とは組めない。

 

怒りは時間がたてばたつほど凝り固まってしまう。

もう、彼らと組むことはないだろう。

 

神経症にだって尊厳はある。

 

尊厳を守るには、友人を失うこともある。

 

加藤諦三氏に背中を押さなれながら

ケンカした。

参考:平気で他人を攻撃する人たち

「やさしさ」と「冷たさ」の心理(愛蔵版)

 

 

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