毒親に苦しむ39歳の子育て模索〜対策・解決方法はありますか?〜

子供ができたのをきっかけに、自分の親が毒親であることに気がつきました。「負の連鎖」を断ち切るため、どうしたらいいのか、悩み続けています。

妻のことが好きになれない〜不妊脱出の末に〜

結婚して初めて気付くこと。

子供が生まれて初めて気付くこと。

 

たくさんある。

 

 

 

僕らは不妊夫婦だった。

 

7年間子供ができなかった。

 

きつかった。

 

僕の後に結婚した人に

次々と子供ができていく。

 

そんな子供たちが

どんどんと保育園・幼稚園に入園する。

 

でも、僕らは2人のままだった。

 

僕は怖かった。

 

「このまま人生が終わっていくのか」と思うと

恐ろしくてたまらなかった。

 

 

僕はいわゆる「妊活」に注力した。

 

いろんな本を読んだ。

 

雑誌の表紙に

「みんな不妊に苦しんでいる」

という見出しが躍った。

 

卵子の老化」による「不妊」が

認知され始めたころだった。

 

そんなわけで

「妊活」に関する情報も増えていた。

 

僕はひたすら情報を追った。

 

そして一つの結論に行きついた。

 

不妊の原因。

 

それは「ストレス」である。

 

とにかく

「新陳代謝を良くする」

「血行を良くする」ことが

とても大事だとわかった。

 

ただ、

この2つを妨げる最大の原因が

「ストレス」だった。

 

どんな病気も

「ストレス」が最大の敵なのは知っていたけど

「妊娠」も「ストレス」が最大の敵だとわかった。

 

そこで僕は

妻のストレスを最小限にするよう

最大限の努力をした。

 

・仕事を8割で切り上げてなるべく早く家に帰った

・休みはなるべく行きたい場所に連れて行った

・優しくするよう努めた

・「家が欲しい」というので建ててあげた

・ジムに一緒に通い爽やかな汗を流してもらった

排卵(妊娠できず)のせいで泣いても慰め続けた

・「子供をあきらめる」ことがとても大事なことをいろんな視点から何度も何度も伝えた

 

 

医療に頼った「妊活」はしなかった。

 

「出費」が

さらなる「ストレス」を生んでしまうからだ。

 

そうして見事妊娠した。

 

無事生まれた。

 

そして気付いた。

 

僕の親は最低な人間だったことを。

 

親との関係が悪い僕は

まともに妻を選べるはずがないことを。

 

でも、気付いた時には遅かった。

 

僕の子供は

妻の子供でもあった。

 

 

そう結論を下したはずだけど、

そう結論を下したせいか

いまだに「早く離れたい」という思いが残る。

 

いつまでたっても

僕は4人兄弟の3番目で、A型。

妻は一人っ子でB型なのだ。

 

その呪縛からは逃れられない。

 

 

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